第35号 観測場所:札幌市北区 観測者:“傘寿の眼” 秋田谷英次 (公社)日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム | 2月21日 晴れ 6:45~ 気温 -2.8°C 積雪深63cm。 2/16~17にかけて多量の雲粒なし降雪が あった5層。その後2/18,19は冬型気圧配置 で雲粒付き降雪6層が積もった。 雲粒なしの、単純な形の結晶(角版・広幅)は 変態が遅く、長く積雪中に保存される。 これらは弱層を形成する。
前前号(第33号)で示した粒子撮影グッズ を本格的に使用。魔法のグッズだ。割りば しが使える我々には、「いとも簡単にきれ いな写真が撮れる」。この魔法は素晴らし い。
34号の低気圧性降雪による雲粒なし降雪層には、今回沢山の角板状結晶が残っていました。今後の変化に注目します。 |