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履歴  

2023年1月20日12:00 Ver.1公開

災害調査 課題名  

研究代表者
Organizer
雪氷災害調査チーム
Snow Avalanche Research Team, Japanese Society of Snow and Ice.
実施期間
Period
2022-2023シーズン
2023年1月14日
研究参加者
Members
佐々木翔平(ガイド部門)
新美 和造(研究部門 メテオサーブ)
原田 裕介(研究部門 寒地土木研究所)

[目  的]Objective  

注)速報であり,本報告までに、編集によりデータが追加され、数値等は変更される可能性がある.

2023年1月13日に羊蹄山(1898メートル)比羅夫コースで発生した雪崩の雪氷学的現地調査。

[災害の概要]Outline of the incident  

2023年1月13日午後(14時30分前に消防連絡有)、羊蹄山(1898メートル)比羅夫コース、5合目から6合目付近(約1160m:北西向き(推定))にて10人組パーティー(うちガイド2名)のうち
女性1名(外国籍)が幅5m長さ100mの表層雪崩に巻き込まれ、心肺停止の状態で道警のヘリによって病院に運ばれたが、その後死亡が確認された。

行動概要:  

翌14日に比羅夫コース標高約490m地点にて積雪全層断面観測を実施した。
(現場は標高600mより上部は、視界不良のため)

2023年1月14日

  • 9:40入山
  • 10:50調査地点到着 積雪全層断面調査開始
  • 12:10積雪全層断面調査終了 下山開始
  • 12:40下山

積雪の状況:  

調査地点での積雪断面観測の結果、表層雪崩に関与するような弱層は確認されなかった。

[成果と効果]Results  

<雪崩発生地点:20230120時点の推定(今後変更の可能性有)>Avalanche occurrence point:Estimated as of 20230120 (subject to change)  

雪崩発生地点
Avalanche occurrence point
緯度
Lat
42°50' 10.7" N経度
Long
140°47'30.1" E標高
Elev.
1162 m asl.
方位
Direction
NW斜度
Slope
xx°

<積雪断面観測概要>  

積雪断面観測
観測点羊蹄山麓 標高440m
N42°50′31.63″ E140°46′02.85″
斜面勾配
斜面方位西
観測日2023.1.14
観測者原田裕介
開始時刻10:50-12:10
積雪深(㎝)117
天気曇り
気温(℃)-0.9
弱層テスト1回目:CTM14(BRK) up 105cm, 2回目:CTH28(BRK) up 91cm
備考※調査地点における積雪は安定していると判断した。
230114snowpack.jpg
848x575 71.8KB
230114snowpack2.jpg
1414x1043 135.3KB

所見 Comments  

[成果の発表・貢献] Publication and contribution  


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