第30号 観測場所:札幌市北区 観測者:“傘寿の眼” 秋田谷英次 (公社)日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム | 低気圧前面の降雪結晶、雲粒なし針が沢山降りました。
3月5日早朝、屯田では雲粒のない針状結晶が5cmあまり積もっていた。 その後雲粒付きの針が降 り、12:50には北風となり、針は降らなくなった。
3月5日、前線を伴う低気圧、日本海北上、 その後太平洋に抜ける(爆弾低気圧)。そ の間、南寄りの風、気温高い。若干プラス 気温(低気圧の前面)。 雲粒なしの針が多い、次第に雲粒が付き始 める。低気圧が通り過ぎると北風になり、違 った形の降雪になった。 針や角板のような直線部分が多い結晶は 長く保存される。
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