「北海道石狩中部を中心として局地的に発生した大雪の調査チーム」 〔趣 旨〕
チーム代表:尾関俊浩(北海道教育大学)2010 年 1 月 17 日に北海道石狩中部を中心として局地的に発生した大雪は、短時間で 80 cm にも達し、石狩から北 広島の一部にかけて道路や鉄道の交通障害を引き起こしました。この大雪は約 21 km 間隔で設置されているアメダス ではその範囲を把握できないほどの局地的現象で、また総観スケールの予報が不可能な現象でありました。 (社)日本雪氷学会北海道支部では、この大雪の調査に関して、雪氷災害調査チームを組織し、道路・鉄道の交通状 況・降雪・積雪の状態を明らかにし、災害の実態と発生のメカニズムを調査するため、専門調査チームを発足しました。
北海道支部ではこの調査で得られた結果を広く報告し、今後の雪氷防災を考える上で、鉄道・道路等防災関係者や 一般市民にも、マスコミ等を通して局地的大雪現象の存在に注意を喚起することを予定しています。
雪氷災害調査チームの創設について |
雪氷災害調査チームの概要 |
石狩中部局地豪雪調査チーム構成 |