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     日本雪崩ネットワーク
    (2017-5-15 0:56:08)
 
        日本雪崩ネットワーク
    (2017-5-15 0:56:08)
   100223乗鞍岳位ヶ原雪崩事故・調査速報
        (2010-2-25 23:55:03)
        100223乗鞍岳位ヶ原雪崩事故・調査速報
        (2010-2-25 23:55:03)
    
  
         
2010年2月23日に乗鞍岳位ヶ原でありました雪崩事故の現場調査を2月24日に行いましたので、その概略を速報としてお知らせ致します。数値等は速報値ですので、この後、変更される可能性もあります。
 
 
 
●データ●
 
日付: 2010年2月23日
 
時間: 12時55分頃
 
場所: 乗鞍岳位ヶ原( 地形図 )
 
種類: 面発生乾雪表層雪崩
 
規模: size 2.5 (標高差約100m、流下距離約230m)
 
 
 
破断面: 北東、幅約100m、厚さ20〜80cm、斜度28度
 
弱 層: こしもざらめ雪(粒度1mm、厚さ3cm)
 
滑り面: 降雨で形成された氷板
 
 
 
   
   
 
右手奥に位ヶ原山荘がある。破断面にて。
 
  
 
 
 
   
   
 
発生区の見上げ。シワに見えるのは降雨による畝。
 
 
 
 
 
   
   
 
上部破断面右端(クライマーズ・ライト)でのプロファイル。
 
 
 
※破断面プロファイルは、SPINの乗鞍岳( ID 401・日付100224 )でご覧頂けます。
 
※SPINの記号等は「 こちら 」を参考にされてください。
 
 
 
 
 
●行動●
 
グループ: 1人
 
種別: 山スキー
 
内容: 富士見沢を滑走後、登り返しの最中に雪崩に巻き込まれた。雪崩の発生に気づいた山小屋従業員(発生の瞬間は見ていない)と、通りがかった登山者の計4人で救助した。しかし、足が一部出たほぼ完全埋没(林道より下方5mほどの地点)であったため、掘り出した時には既に心肺停止であった。(2010年2月24日
信濃毎日新聞および取材より)
 
 
 
 
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