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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:松尾 道彦)は、梅雨明け後に急増する「熱中症」と「光化学スモッグ」による健康被害者を軽減するために、Webサイトで熱中症予防や光化学スモッグの予測技術を紹介しています。暑さに加え、熱中症や光化学スモッグで健康被害が増す夏を乗り切るためにご利用ください。
1. 梅雨明け
本日2011年7月8日に、気象庁より四国、中国、近畿、東海の梅雨明けが発表になりました。
梅雨明けのパターンは、大きく2つに分けられます。夏の高気圧が強まって梅雨前線を北へ追いやるパターンと北から高気圧が張り出して梅雨前線が南下して徐々に消えてしまうパターンです。 今年は、夏の高気圧が強まって「梅雨明け」となるパターンで各地で梅雨が明けています。このような梅雨明けは、夏の高気圧に覆われて晴れて気温が上がります。
季節予報では暑い夏が予想されています。(長期予報 http://tenki.jp/long/ )
2. 梅雨明けは熱中症に注意
梅雨明け後は、身体が真夏の暑さに慣れていないため「熱中症」の発症が急増します。昨年(2010年)の熱中症による救急搬送の状況をみると、ほぼ全国的に梅雨の明けた7月19日から7月25日は前週に比べて5倍の搬送となりました。梅雨が明けたら「熱中症」には一層の警戒が必要です。さらに、今夏は節電による熱中症の危険度の増大が危惧されています。
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