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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:松尾 道彦)は、来年度から日本の季節を彩る、新しい季節の言葉の提案に取り組みます。
従来の二十四節気は古代中国で成立したため、地域や時代などの違いから日本の季節感と合致しないところがあり、現代の日本にはなじみの薄い節気の呼称があります。例えば「小満」や「芒種」は、多くの日本人にとって日常生活で使う言葉ではなくなっています。
日本気象協会では、2010年度第3回理事会において、来年度からこの二十四節気を天文学・気象学のみならず、言語学や日本文化を含めた多面的な見地から見直し、親しみを感じる季節の言葉に置き換えた「日本版二十四節気〜新しい季節のことば〜」を提案することとしました。
近年、日本文化としての季節感や情緒などが薄れてきていると言われますが、「日本版二十四節気〜新しい季節のことば〜」が日々の生活に潤いを与える身近な言葉となるように取り組んでまいります。
日本気象協会では、今後、専門委員会の設置やメセナ※シンポジウムの開催などを通して、広く一般の方々からのご意見を募集し、2012年秋を目途に日本版二十四節気を提案する予定です。
1.本提案の概要
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※メセナとは
大規模な講演会やお天気フェア等を「日本気象協会メセナ」と命名し、公益事業として実施しています。
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