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一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:松尾 道彦)は、日本全国90地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第7回)を発表します。第6回の予想(3月30日発表)に最新の気象実況値や季節予報を反映させ、開花日と満開日の予想をおこないました。最新の開花・満開予想は天気総合ポータルサイト「tenki.jp( http://tenki.jp
)」と携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」(一部無料)で公開しています。
1.2011年桜の開花予想
(1)概況
2011年の桜(ソメイヨシノほか)の開花日は、これから開花する甲信・北陸・東北地方では概ね平年並み、北海道は平年より早いでしょう。
(2)本文
2011年の桜前線は、平年より早く四国と東海地方からスタートし平年並みか平年より早い開花の所が多くなりましたが、3月下旬から4月はじめの気温が低くなったため、中国地方や関東地方では平年より遅くなった所がありました。
桜の開花日は、秋から春にかけての気温経過と関係が深く、春先の気温が高いほど開花日は早くなります。2011年は、2月の気温は全国的に平年より高くなりましたが、3月の気温はほとんどの地域で平年より低く、4月のこれまでの気温も全国的に平年並みか平年より低くなりました。4月のこれからの気温は、寒暖の変動があるものの平年並みか平年より高い見込みです。5月の気温は平年より高いでしょう。
このため、2011年の桜の開花日は、これから開花する甲信・北陸・東北地方では概ね平年並み、北海道は平年より早いでしょう。
満開日は、全国的に平年並みか平年より遅い所が多いですが、北海道は平年並みか平年より早いでしょう。
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2011年 桜開花予想前線図 |