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日本気象協会は、2013年7月19日(金)に名古屋大学で開催される「第92回名古屋大学防災アカデミー」にて、微気圧計を用いた津波監視に関する講演を行います。
大地震が広範な地面を強く揺すったり、火山が爆発的に噴火をしたり、そんな大規模な地学現象は、人の耳には聴こえない音(長周期の微小な気圧変動)を発生させます。
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震により巨大な津波が生まれたときにも、広大な海面の隆起、沈降によって発生した気圧変動が各地で観測されました。
この聴こえない音についての研究は、この10年ほどの間に大きく進展したと言われています。その背景や構築されつつある観測網などについてご紹介するとともに、津波によって生まれた気圧変動の特徴や、そのような波を観測することが被害軽減につながる可能性についてもお話しします。
●講 題: 聴こえない音を聴く −気圧を測ると津波も分かる?−
●講 師: 新井 伸夫 (一般財団法人日本気象協会)
●日 時: 2013年7月19日(金)18:00〜19:30
●場 所: 名古屋大学 環境総合館1階レクチャーホール
●主 催: 名古屋大学減災連携研究センター
●問合先: 052-789-3468
●予 約: 不 要
●入場料: 無 料
※場所の案内は以下のページをご覧ください。
http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/taisaku/1trafic/traffic3.html
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