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一般財団法人
日本気象協会(本社:東京都豊島区 会長:繩野克彦)は、2013年2月6日(水)に予想される、首都圏での雪に関する情報を発表します。6日(水)は、大雪となった1月14日(月)と同様に、本州の南岸を低気圧が発達しながら通過し、首都圏では平野部の広い範囲で雪が積もる見込みです。雪の降る時間帯は、通勤・通学の時間帯と重なるため、歩行時の事故・ケガや交通機関の混乱には十分にご注意ください。
◇気象概況
2月6日(水)は、本州の南岸を低気圧が発達しながら東へ進む見込みです(図1)。このため、九州から東北南部にかけて雪や雨が降り、関東や北陸、東北南部では、平野部でも広い範囲で雪となるでしょう。西日本でも、近畿や瀬戸内の平野部で雪となるところがある見込みです。
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図1 予想天気図(6日09時) |
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図2 雨と雪の分布予想図 |
東京都心をはじめとする首都圏でも、雪が降ることが予想されています(図2)。5日(火)の深夜から雪や雨が降り始め、6日(水)朝の通勤通学の時間帯には本格的な雪となり、その後夜にかけて降り続く見込みです。1月14日(月)と同様に道路に多くの雪が積もり、歩行や車の運転に大きな影響が生じる恐れがありますので、歩行時の事故やケガ、車のスリップなどに十分にご注意ください。
また、翌7日(木)の朝やそれ以降は、道路上に残った雪が凍結することが予想されます。そのため、歩行や車の運転には引き続きご注意ください。
今回の低気圧による雪は、1月14日(月)の大雪事例と同様に、低気圧が関東の南岸を発達しながら通過し、また朝から夜にかけての長時間にわたって雪が降り続く見込みです。そのため、前回に匹敵するような大雪となる恐れがあります。広い範囲に大きな影響を及ぼすことが予想されますので、十分にご注意ください。
なお、首都圏の大雪は、この冬では1月14日(横浜で13cm、東京都心で8cmの積雪を記録)、1月28日(千葉で8cm、銚子で5cmの積雪を記録)に続き、3度目となります。
◇防災上の注意点
警戒期間:6日(水)朝〜7日(木)朝
警戒現象:積雪、道路などの凍結
・歩行時の転倒事故や、それに伴うケガに注意(通勤・通学時間帯と重なります。)
・鉄道をはじめとする公共交通機関の遅延に注意
・車の運転時はスリップに注意(ノーマルタイヤ車は運転を控えましょう。)
本情報は2013年2月4日時点の予測資料から作成したものです。詳細については最新の気象情報(日本気象協会の気象情報サイト http://tenki.jp )で確認下さい。